PP・PSバリアシート押出成形装置
HENGRUI はPPまたはPSをベースとし、EVOHなどのバリア樹脂を組み合わせた多層バリアシート用製造装置を提供しております。多層高バリアシート用押出成形装置の設計・製造に長年取り組んでおり、中国初の5層共押出成形装置の開発・製造実績があります。完成したシートは、ゼリーカップやヨーグルト容器など、食品包装用途を中心に広く使用されています。食品容器など、酸素バリア性が求められる用途では、基材樹脂とバリア層を適切に組み合わせることで、シートに必要な機能を付与できます。
PP/PSバリアシート製造装置は、押出機、フィルター、メルトポンプ、フィードブロック、Tダイ、カレンダーロール、自動ギャップ調整装置、温度制御装置、エッジトリミング装置、引取装置、巻取装置などで構成されています。オンライン厚み測定装置を追加装備することで、リアルタイムの品質管理にも対応可能です。成形後のシートは、そのままロール状に巻き取ることも、熱成形機と連結して連続加工することも可能です。
| シート幅 | 310–1700 mm |
| シート厚さ | 0.7–3.6 mm |
| 厚さ公差 | ±1% |
| 生産能力 | 300–2000 kg/h |
| スクリューのL/D比 | 33–40 |
| 設置電力 | 生産条件に応じて個別設定 |
| ギアボックス | Flender/Promaxx/Zambello/SEW |
| モーター | SEW / Siemens |
| インバーター | 安川電機(YASKAWA) |
| 制御システム | B&R PLC(オーストリア)/タッチスクリーン |
| 厚さ測定システム | オプション |

フィードブロックによる多層構造の形成

バリアシート用の構成では、EVOH層および接着層を両側のエッジトリミング部から外す設計とすることで、トリム部への高価なバリア樹脂の使用量を抑えることができます。
多層共押出用フィードブロックは、各層をシート幅方向に均一に分配できるよう設計されています。EVOHおよび接着層は両側のエッジトリミング部に入らない構造となっているため、トリム部へのバリア樹脂の使用量を抑えることができます。また、トリミングした端材を工程内で回収・再利用することで、材料コストの削減にも貢献します。

両端の耳材は生産中にリサイクル可能です。左右を個別に制御することで、トリミング材の搬送状態を安定させ、連続運転時の張力変動を抑えながら、回収・再利用工程を構成できます。

対応するシート厚みは0.7~3.6 mmで、製品仕様に応じた厚み管理が可能です。厚み許容差は、仕様例として±1%以内に設定しています。さらに、オンライン厚み測定システムをオプションで組み込むことで、成形中のシート厚みをリアルタイムでモニタリングでき、材料使用量の適正化とバリア性能の維持に役立ちます。

リサイクル材層用の押出機には真空装置が接続されており、加工中に発生する空気やガスを除去します。



